「驚異には値するが尊敬するにはあたらない」といわれてきた我が国の高度成長、科学万能な時代から、現在、精神文化に対する目がようやく開かれるようになりました。
平和に安定した国民生活の中で動物たちを愛護し家族の一員に加えて生活を共にする心の裕りを持つ人々が増えてまいりました。
これらの愛情を分かちあった愛しい動物たちが、その生命を終えた時、魂あるものとして、その慰霊供養に一応、心を傷める時代となりました。
飼育者の方々にはどうかこれら動物たちへ最後まで深い愛情と理解をそそがれんことを祈念してやみません。 合掌